第16回「チェックカードの記入とフリータイム」

第16回「チェックカードの記入とフリータイム」

チェックカードの記入タイム

スタッフ:「皆さまお疲れ様でした!」
「続いて第一印象チェックの良かった異性の番号をカードを記入する時間です!」

全員と話をしたら、チェックカードの記入をした。

チェックカードとは

誰が俺に興味をもっているのかわかる便利なシステムだ。

チェックカードの仕組み

チェックカードに1番~20番までチェックボックスがあるので、第一印象が良かった女性の番号に印を付ける。それをスタッフは回収、集計し返却してくれる。ちなみにチェックの個数は決まっていないので、何個付けても大丈夫。

俺は、1番、9番、10番、13番、15番、16番、18番、19番、20番にチェックした。
スタッフに返却されたカードをみると、8番、10番、20番にマーカーが塗られていた。つまり、俺は8番、10番、20番に「いいかも!」と思われている事になるのだ。まずまずの結果に俺は「10番と20番とうまく行けるぞ!」と心の中で喜んだ。

スタッフ:「はい!それでは皆様!チェックカードを参考にフリータイムをお楽しみください!」

俺はスタッフのアドバイス通りに、俺に好意的な10番と20番の女性にアプローチすることに決めた。

 

フリータイムとは

フリータイムは、気になる女性の席に行ってもう一度じっくり会話が出来る時間だ。しかも自分の連絡先を書いたメッセージカードを、お名刺代わりに交換できるチャンスだ。開始早々俺も含めて男性陣は、なんだか恥ずかしく挙動不審気味だった。→フリータイム時のマナー

スタッフ:「男性の皆さん!恥ずかしがらずに積極的に動いてください!」

スタッフのアナウンスに触発されて、男性陣がやっと動き出した。俺もモタモタていたら、話したい女性の席が他の男性に取られてしまった。他の女性の席も埋まってしまい空いている席が1つだけになってしまった。

心の中で「え~!まじか~!椅子取りゲームだな!こりゃ!」と嘆いた。どうしようもないので「残り物には福があるっていうよな~!きっといい女性かも。」と思いながら、空いている席に着いた。俺のタイプではなかったが、話をしていて楽しかったので携帯番号を書いた連絡先を渡した。

「次こそ頑張れ!おれ!」と自分を奮い立たせ、2回目以降のフリータイムでは長沢まさみ似の女性の席を確保出来た。

俺     :「こんにちわ!」
長沢まさみ似:「こんにちわ!花火デートっていいですね~!してみたいです~!」
俺     :「いいでしょ!お仕事は都内ですか?」
長沢まさみ似:「はい、都内です。」
俺     :「それじゃ隅田川の花火とか今度みんなで行きましょう!」
長沢まさみ似:「いいですね!行きましょう!」
俺     :「じゃ連絡先交換しよう!」

フリータイムは、こんな会話の流れでデート誘いつつ連絡先の書いたメッセージカードを交換していった。気になっていた皇居ランナーさんやサバイバルガールさんの連絡先も手に入れた。

 

 

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